No Rain, No Rainbow おっちょこ国際看護師

アメリカ正看護師取得までの道のりとそれから。

2019年12月に出会った本たち

 

被害者は誰? (講談社文庫)

被害者は誰? (講談社文庫)

  • 作者:貫井 徳郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/05/16
  • メディア: 文庫
 

 友達のお兄ちゃんが貫井さん好きで勧められて読んで貫井さんと出会う。とにかくゾッとする印象だったけどこの本はポップなミステリーだった。

 

どうしても生きてる

どうしても生きてる

  • 作者:朝井 リョウ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2019/10/10
  • メディア: 単行本
 

 最後の話が印象的。差別的かもしれないが男性である朝井さんが手に取るように女性の感じていることを表現されてることに驚き。

 

ナナメの夕暮れ

ナナメの夕暮れ

  • 作者:若林 正恭
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2018/08/30
  • メディア: 単行本
 

 

若林さんのエッセイ面白すぎ。人見知りの人!っていう印象(アメトーークの影響大。)だったけど、独特な感性な人というイメージに変わった。これを機に益々芸人さんのポテンシャルすごいなと思えて、他の芸人さんの本も読み始めた。

 

夢を与える (河出文庫)

夢を与える (河出文庫)

  • 作者:綿矢 りさ
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2012/10/05
  • メディア: 文庫
 

 面白かった。とにかくどんどん読み進められる。

 

さよなら、田中さん

さよなら、田中さん

  • 作者:鈴木 るりか
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/10/16
  • メディア: 単行本
 

 2019年面白かった本でも上げたけど、著者はどういう育ち方をしたらこんな感性を持ちようになるんだろう?と不思議に思う。

 

あの家に暮らす四人の女 (中公文庫)

あの家に暮らす四人の女 (中公文庫)

  • 作者:三浦 しをん
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2018/06/22
  • メディア: 文庫
 

 事件が起こるようで起こらない、ファンタジーのような不思議な話。

 

夫のトリセツ (講談社+α新書)

夫のトリセツ (講談社+α新書)

  • 作者:黒川 伊保子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/10/19
  • メディア: 新書
 

 はい、とても勉強になりました。パートナーとの生活で起こるあれやこれが他の人の間にも起こるんだなあと思うだけでも救われた気持ちに。まずはパートナーを’男性’という違う脳構造を持った対象として見ることでも軽い気持ちになる。これから長い人生を一緒に歩む相手だからこそ、理解を深めつつ良好な関係を築いていく努力をしたい。できたら’妻のトリセツ’をパートナーに読んでほしい。

 

人間狩り

人間狩り

  • 作者:犬塚 理人
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/10/12
  • メディア: 単行本
 

 かなりゾッとする話。インターネットでいろんな人と出会い、発信し、同志のつながりを持つことのできるツールを持ったからこそ、気を付けなければならないと考えさせられる。

 

成功者K

成功者K

  • 作者:羽田圭介
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2017/03/09
  • メディア: 単行本
 

 かなり印象的だった一冊。特に最後のパートでは読み終わってかなり困惑。読書メーターでいろんな人の感想や意見をみて、最後のパートで現実なのか、虚構なのか、フィクションかノンフィクションかを惑わすというか、考えさせられるというかとにかく不思議な体験をした。ハワイに住んで4年目だがふとした瞬間にこれは現実なの?って思う瞬間が何回もあってその感覚を思い出させる本だった。

 

今年は毎月読んだ本を少し感想とともに記録していきたいなあと思い、思い立ったら吉日で去年の12月に読んだ本をここにざっと。

 

 

 

2019年を振り返る。

2019年ももう終わり。今年がどんな年だったかざっと振り返りたい。

 

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RN(アメリカ正看護師)の免許を取得。

ざっと2年ほどの過程を経て取得。来年からは労働権がおりてRNとして働き始められると嬉しい。いろんな人に何科で働きたいのかとか、NP(ナースプラクティショナー)の学校はいつ行くのかとか色々聞かれる。日本では婦人科(がん専門)看護師として働いていたけど、正直今は雇ってくれるならどこでも頑張ります、って感じ。NPは考慮に入れてるけどまずはRNとして働き始めてから(自分が通用するのか見極めてから。。。?)考えたいかなあと。(あとお金を貯めて!)免許とったのにRNとしてすぐに働き始められずあれよあれよのまにもうすぐ1年。無償だったけどプライマリケアの現場にはいられて、いろんな仕事が出来たのは感謝。ただこの微妙な’休み’の間にどんな勉強したらいいのかは探り探り。NCLEXの勉強してる時には勉強する枠組みがあったけど、何科に勤めるかも分からない、あとどれくらいで労働権が下りるかも分からない状態でまさに宙ぶらりん。早くおりてくれることを願います。

 

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ピアグループの発足

アメリカで看護師を目指す方々のコミュニティが少し広がってきたのを機にコミュニティグループを作成。皆さんのご協力のもと今年は3回スカイプを使って顔合わせも出来た。このグループは私自身のモチベーションにもなっていて、自分が通ってきたことやぶつかった壁や葛藤そんなものが他の人の一助になることも痛感。いろんな場所に住む方々を繋ぎそして維持していくこと(ほとんどの方に直接お会いしたことがない)に難しさを感じないことはないが続けていきたいなあと思う活動。本当にいつか皆さんと実際に集まってみたいもんです。

 

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2匹のわんこのおかんになった。

パートナーから誕生日にわんこが欲しいと言われたのでシェルターから保護犬をもらった。一人じゃ可哀想かなあてなって妹分も同じシェルターから。同居している人々といろんな事情により現在家には5匹暮らしてる。生活がガラッと変わった。散歩は必要だ、しつけは必要だしつくづく忍耐力を試される。こんなんで子供なんて育てられるんかあと落ち込むことも多々。でも無償の愛情を示してくれる彼らのおかげで辛い日にも癒される。犬を飼わなかったら知らなかった世界も。いつかは広い庭付きの家に住んでいっぱいわんことか猫ちゃんとか飼いたいと目論んでおります。

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 旅行

今年はネイバーアイランド(ハワイ諸島のオアフ以外の島)カウアイ島、マウイ島、モロカイ島、ハワイ島(Hiloサイド)に旅行へ。メインランドはシアトルへ行ってきた。それぞれの場所で大好きなハイキングも出来て満足。来年も旅行の計画もちらほらとパートナーや友人たちの間で上がってる。ウキウキ。もう少しメインランド(アメリカ本土)に行ってみたいなあ。あと出来たらハワイで知り合って自国に帰ってしまった友達を訪ねたい!

 

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エクササイズ

わんこを飼い始めたことでエクササイズの量が俄然増加。好きだったハイキングに加えて新しくサイクリング、ボルダリングが加わった。SUP(スタンダットパドリング)も結構行ったなあ。来年は新しいハイキングスポットを試したいのとオアフ島以外でのハイキングももっとしたい。マラソンかスパルタンみたいな競技イベント系にも参加したいとちら〜っと考え中。運動すると睡眠の質も上がるし、食べるものにももっと意識が向く。クリニックでも骨粗鬆症予防で薬を飲んでる女性を多く見かけるのもしっかり運動しようと思わせてくれる一因。アジアの人の特徴?なのか太ったから食べるのを控えよう〜っていう人がかなり大多数だけど運動していますか?って聞くとほとんどみんなNoって言う。運動大事ですよ〜運動するのは身体と精神の調節に不可欠やなあとつくづく実感。

 

他にも色々あったと思うけどこんなところで。このブログをインスタで書ききれないことを書くために始めたけど時々何を書いたらいんだろう?ってか読んでくれてる人はどんなことを読みたいんだろう?(多いのか少ないのかよく分からんけど月にざっと1000viewくらい頂いててびっくりしております。)って思ってたけど、最近はあまり深いこと考えずにもっと日常を少しまとまった形で言語化出来たらと思い直しております。でも出来るだけ頂いた質問やテーマなどに関して記事を作っていきたいと思っているのでいつでもご意見お待ちしています。

 

ハワイはなんつっても半袖半ズボンで過ごしているのでまるでそんな気がしないけど、みなさま良いお年を。また来年もよろしくお願い致します。

 

 

2019年印象的だった本たち

昔から本の虫だったわけだけど、Kindle購入してから日本の本が読み放題!ってことでますます読書に勢いがかってる。だいたい月に5冊から10冊くらい読む。読んだ本は読書メーターに記録。日本にいた頃は隙あらば本屋さんに入ってザーッと面白そうな本がないか見て回ってたんやけど、こっちでそんなこと出来ないから、インスタの読書垢さんとか読書メーターの売れ筋の本とかそんなので開拓中。おすすめがあればぜひ教えて欲しいもんです。ってことでさっと今年読んだ中であくまでも’私が気に入った’本をいくつか。

 

 

蜂蜜と遠雷 恩田陸

これは名作!!!!!ですね。中学生の頃どハマりした’ピアノの森’を彷彿とさせる本。すごい文章量らしいけど(アメトーークの読書芸人をYoutubeで見てて初めて知った。)面白すぎてグイグイ読めてしまう。

 

蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫)

蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫)

  • 作者:恩田 陸
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2019/04/10
  • メディア: 文庫
 

 

 

蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫)

蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫)

  • 作者:恩田 陸
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2019/04/10
  • メディア: 文庫
 

 ピアノ関連で言うと ’羊と鋼の森’も良かった〜。読書の魅力の一つはやっぱり自分の知らない世界のことを知れることやなあと思えた一冊。夢や目標に向かうってすごく地道な作業ってことを共感できた本。

羊と鋼の森 (文春文庫)

羊と鋼の森 (文春文庫)

  • 作者:宮下 奈都
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2018/02/09
  • メディア: 文庫
 

 木曜組曲 恩田陸

私的に恩田陸さんらしいと思ったミステリー。女性ばっかり出てくるのも良い。

木曜組曲 (徳間文庫)

木曜組曲 (徳間文庫)

  • 作者:恩田 陸
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2002/09/01
  • メディア: 文庫
 

 82年生まれ、キムジヨン チョ・ナムジュ

ショッキングな内容。こんなに近い国である’韓国’そして’韓国人女性’に関して学べた。韓国人女性が逞しいと今言われる理由が少しわかった気がする。

82年生まれ、キム・ジヨン (単行本)

82年生まれ、キム・ジヨン (単行本)

  • 作者:チョ・ナムジュ
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2018/12/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 なかなか暮れない夏の夕暮れ 江國香織

一番好きな作家さんとも言える江國さんの小説。ちょうど夏に読んだのがまた良かった。この本を読みながら、登場人物の読んでる本を読むっていう不思議な感覚を味あわせてもらった。

なかなか暮れない夏の夕暮れ (ハルキ文庫)

なかなか暮れない夏の夕暮れ (ハルキ文庫)

  • 作者:江國 香織
  • 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
  • 発売日: 2019/08/08
  • メディア: 文庫
 

 大家さんと僕 矢部太郎

ほっこり〜。

大家さんと僕

大家さんと僕

  • 作者:矢部 太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/10/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 風とともにゆとりぬ 朝井リョウ

 朝井リョウさん面白すぎやろ!ここから朝井さんの本をざっと読み漁った。読みながら笑いが漏れてきちゃうもんだからパートナーも若干引いてた。

風と共にゆとりぬ

風と共にゆとりぬ

  • 作者:朝井 リョウ
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2017/06/30
  • メディア: 単行本
 

 新世界 西野亮廣

 軽いタッチでスイスイ読めて、そんでもってなんだかこんなことが日本で起こってるんやあと、おもろいことやってる人がいるんやなあと色々考えさせられた。

新世界

新世界

  • 作者:西野 亮廣
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/11/16
  • メディア: 単行本
 

 

さよなら、田中さん 鈴木るりか

14歳ってこんなに面白い文章が書けちゃうもんなの?どんな経験したら、どんな本を読んだら、どんな育ち方をしたらこうなれるの???ってクエスチョンマークで頭が支配されそうになるんだけど、面白くてそんな疑問もいつの間にか忘れちゃった本。

さよなら、田中さん

さよなら、田中さん

  • 作者:鈴木 るりか
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/10/16
  • メディア: 単行本
 

 

来年はどんな本に出会えるか楽しみ〜。

 

 

 

2019年聴いた(読んだ)洋書まとめ

今年になって使い始めたAudible。本を聴くって?と懐疑的だったけど車運転しながらとか、大っ嫌いな洗濯物畳みながらも本を聴けちゃうのではまってしまった。ざっと感想と自分用に記録もかねて。

 I started listening to audiobooks this year. I was not sure if I would enjoy 'listening books', but I am so into it since I could listen in the car or while doing something else like holding clothing. I want to share all the books that I (completely) listened to.

*My Stroke of Insight

神経科学者が脳梗塞になり左脳の多くの機能を失って、そこからお母さんと二人三脚でどのようにして回復していったかを記録したもの。自分が一医療職者としてどんなエネルギーをクライエントに与えているか、あと人間の身体がいかにミステリアスで柔軟性があって、まさにBrilliant!であるかを学んだ一冊。この全ての体験が苦悩として書かれているのではなくて、著者がいっそのこと魅了されてる様子が面白かった。

 This book tells us how one neuroscientist experienced a stroke, lost her ability, and regain them. It got me to think about what kinds of energy I bring into my patients as a medical professional. I also surprised by how resilience our body is. It was also interesting that the author expressed her experience as a sort of blessing, not as suffering.

My Stroke of Insight

My Stroke of Insight

 

 

*The girl with the lower back tattoo (Amy Schumer)

 とにかく至る所で面白い。この頃The marvelous Mrs. Maisel (amazon prime)を見てたから女性コメディアンというものに興味があったのかも。一度Nihongodakeという団体の即興コメディを見たけど日本人女性コメディアンの方がいて、英語で人を笑わせるという英語技術の高さに感激。もちろん彼女も面白かった。ちなみにこの本のおかげで注釈を’footnote' っていうのを知った。

The Girl with the Lower Back Tattoo

The Girl with the Lower Back Tattoo

 

 *The motivation myth (Jeff Haden)

いろんな人がモチベーション、モチベーションって言ってて、ふとモチベーションって そもそもなんだ?ってなったところから聴き出した本。実際に本で読んでたらいろんなところで線を引いてたはず。 

I started reading this because I heard so many people talked about motivation. We use the word 'motivation'. But what is really motivation? If I have read by actual book, I would draw lines a lot.

MOTIVATION MYTH, THE

MOTIVATION MYTH, THE

 

 *Atomic Habits (James Clear)

 勉強もしかり色んな習慣をつけたいなあと思い聞き出した本。こちらも線いっぱい引けただろう一冊。 

Atomic Habits: An Easy and Proven Way to Build Good Habits and Break Bad Ones

Atomic Habits: An Easy and Proven Way to Build Good Habits and Break Bad Ones

 

*Maybe you should talk to someone

 セラピストが自分がセラピストに通う過程と自分の患者さんのことを書き記したもの。笑いあり涙あり。名前は変えてあるものの、こんなに患者さんのことバラして良いの?って思ったけどなんだか現実味があって良かった。

This book tells us how one therapist went through 'her' therapy sessions while she was the one giving sessions to others. I laughed and cried. I wonder is it okay to reveal this much? However, that makes this book more lively.

Maybe You Should Talk to Someone: A Therapist, HER Therapist, and Our Lives Revealed (English Edition)

Maybe You Should Talk to Someone: A Therapist, HER Therapist, and Our Lives Revealed (English Edition)

 

 

 

 *A case of need ( Michael Crichton)

 英語の小説があまりにも単語などでいちいち引っ掛かるから読めなくて、でもなんとか挑戦したいと思い聴き始めた。ほんっとに面白くて車に乗ってる時間があっとゆうまに過ぎてしまうくらい。あの有名なジュラシックパークの著者って医学も勉強していたらしい。秀才かよ。

I wanted to try reading novels in English. It's super hard since there are too many vocabularies that I don't know. However, this book is so interesting that I feel like I didn't drive a long time. The author who is famous for writing Jurrasic park was a medical student. Genius.

A Case of Need: A Novel (English Edition)

A Case of Need: A Novel (English Edition)

 

 

*The moment of lift (Melinda Gates)

 ビル・ゲイツの奥さんが著者。彼女が関わった活動などについて書かれた本。女性として、妻として、母として、社会人として、アドボケーターとしてと様々な面を持つ彼女が立体的に書かれた一冊。

The author is the wife of Bill Gates. I could see her many aspects as female, wife, mother, worker, and advocate or so on.

The Moment of Lift: How Empowering Women Changes the World

The Moment of Lift: How Empowering Women Changes the World

 

*The sun and Her Flowers

英語で初めて詩集を読んで、詩って面白い!って思えた一冊。

It was my first time reading a poem in English.

The Sun and Her Flowers

The Sun and Her Flowers

 

 

*Milk and Honey

 またもやRupi Kaur の一冊。これもまた良い。英語で詩集を読んで心に響くようになったってことは少しは英語が自分の言語の一部となりつつあることかな?とも思えた。

Another book from Rupi Kaur. I thought my English got better a little bit since I got moved by reading poems in English.

Milk and Honey

Milk and Honey

 

オーディオブックで少し残念なのは、話し手によって左右されちゃうこと。気になる本でも話し手の読み方(テンション、声の質、アクセントなどなど。)によっては一瞬で、あかんー!ってなってしまう。そういう本は普通に読めばいいんだけどなかなかそれが難しいのです。そのうち。

 

カウアイ島女子4人旅紀行 

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今年最後の旅行でカウアイ島へ。ハワイに来てから最初の方に仲良くなって今もなおハワイにいる友人たちと。カウアイ島は今回で2回目。前回の旅行では出来なかったことも含めつついろいろと。

 

 

 

Glass sand beack

昔に捨てられた瓶とかが何年も砂にもまれて出来たビーチ。最初はパッとしないけどよくよく見ると全部ガラスで出来てる。乙女心くすぐられます。

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Kekaha beach park

西の端っこにあるビーチにサンセットを拝みに。今回はあいにくの天気だったけど、だだっ広ーいビーチだから砂に日が鎮む様子がなんとも。

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Hanalei beach

北のてっぺんにあるビーチ。かなりお気に入りのビーチの一つ。ビーチから山を眺めると滝が見える。Hanalei townも小さくってゆったーりした町。次はここに泊まりたいなあ。

 

ハイキングトレイル

Kalalau trail

前回は土砂崩れで近づくことも出来なかったけど、復旧してハイキングが出来るように。全部すると11mileもあるとてつもなく長いトレイルなので今回は一部だけ。とにかく最高すぎるハイキング。いつかは全部歩いてみたい。

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Waimea canyon

カウアイ島に来たらここを見ずには帰れません。

前回はあいにくの雲がかかってなにも見えなかったトップも、今回は虹つきの絶景。Breathtaking!

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Fern grotto

いつかみた写真集にここが載ってて、いつか絶対写真を撮りに来たいと思ってたから、夢が叶った。

ここに着くまでは観覧船みたいのに乗って、乗ってる間はハワイアンミュージックやフラを楽しめて$25。1時間半ほどのショートツアー。

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トラブルシューティング

旅にトラブルはつきもの。今回は借りた車の底のパーツが降りてきてた、とか鍵のバッテリーがほぼなくなるとか。車関係でちょっと苦労。レンタカーの会社もいい会社だったので、電話してすぐに新しい車に交換してもらったり。あと途中で頭痛に襲われたので痛み止めを購入。日本でのいわゆるイブは商品名'Advil'として売られてる。このちっさいやつがポーチとかバックに入れておけるから便利。

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宿泊先

Kauai palm hotelのコテージをAirbnbで。キッチン、調理道具も付きだったので、基本的に朝ごはんと夜ご飯は部屋で簡単なものを調理してお金を浮かせる作戦。ハワイらしくてとってもキュート。

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Kauai coffee farmでお土産も。ここではいろんなフレーバーのコーヒーが試飲できる。個人的にお気に入りはヘーゼルナッツ。

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カウアイ島はオアフ島よりすこーし小さい島なんやけど、めちゃくちゃ運転しやすいし、いろんな地形に恵まれて飽きない島。バタバタ年末に向かって忙しい日々だけど、カウアイに着いたらなんだかふっと肩の力が抜けた。オアフ島がとっても住むのには便利で快適だけど他の島も好きやなあと改めて。自然は素晴らしい!次はどこへ行こうかしら〜。

 

 

子宮頸癌検診と絡めてプライマリケアに関して少し

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保険会社から子宮頸癌検診(Pap smear)を受けてください〜という催促が私のプライマリヘルスケアドクターのオフィスに届いて電話が来たので受けてきた。保険会社から催促されるというのがしっかりしてますね。

 

プライマリヘルスケアって?と思いの人がいるかもしれないので少し説明。アメリカではいわゆる’かかりつけ医’がいて何かあると(ER:エマージェンシーにすぐ行く必要がない限り。)とりあえずかかりつけ医の所に行く。私のプライマリドクターはNP(ナースプラクティショナー)さん。ちなみにフェイスタイムで対応しているプライマリドクターもいて、時間外でもこんな状態なんですが明日まで待ってオフィスに行くべきかそれともすぐエマージェンシーに行くべきかさっと判断してくれる方もいるらしい。便利な世の中だけど、お医者さん、それじゃあ身体持ちまへんで〜、と私は思う。

 

日本で子宮頸癌検診ってなるとまず産婦人科!ってなるけど、こっちはNPさんも検診が出来る。検査結果などで精密検査などが必要になると’Referrel ’(推薦状)をプライマリドクターが出してくれて、専門的な人たちに見てもらえることになる。精密検査などの結果も基本的にはプライマリドクターの方に送られて、そこで結果を一緒に見て説明を受ける。

 

例えば緊急でERに行った後も必ずプライマリドクターの診察がある。ERからも患者さんにこんな検査をしてこんな結果でした、とかこんな薬が渡されていますなど細かい記載があるレポートが渡される。なのでそんな患者さんが来られた時はそのレポートを見ながらざっと状況を把握。

 

例えばハワイでよくあるのが海で足をリーフで切った!とかってやつ。実はリーフには細菌がめっちゃいるのでジフテリアとかの注射を打たないといけないんだけどそんなのを患者さんはしたと思っていたけど報告書にはなんの記載もないからプライマリドクターのオフィスでしておくなどなど。

 

あと思うのが私のインターン先のプライマリケアのクリニックでは日本人の患者さんがほとんどで、ERで手渡された薬のこととか説明を受けてるけど英語でざっくりとしか理解していない場合も多々。とりあえず飲めって言われたからとか、なんでこの薬が処方されているのかとか、飲み方で気をつけないといけないことを分かっていなかったり。だからそこはやっぱり患者さんの理解度を確認して、追加で説明してあげれると親切かな。

 

年末前に一般的な血液検査もしとこーかってなって血液検査のオーダー表を手渡される。ハワイには’Clinical lab' と”Diagnostic lab"という血液検査を受けれる場所があり、家の近くの検査場にいく。そこで血をチャチャっと取られて結果はこれもプライマリドクターの元へ。みんな手慣れてるから採血が早い早い。

 

ざっくりとだけどアメリカ医療、特にプライマリケアに関して色々と情報と私の思うと所を盛り込みました。

 

語学学校時代のスケジュール

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この間、英語の勉強の時間どうやって作ってましたか?働きながらどうモチベーションを保っていたか?いう質問を頂いたのでどんな感じだったか振り返ってみようかなあと。

 

ハワイに来て語学学校には約2年間通い、最初の1年とちょい過ぎたあたりで学校内で事務員として働けるスポットが空いたのでそれから週に3回ほど働くことに。

語学学校は一日最大で4時間しか授業がないから、その後3時間くらい事務で働いて夜ご飯までカフェで勉強という感じ。あとその間にも週に一回は病院でボランティア。通勤、通学にも往復で2時間ほど車でかかってたから勉強時間は体力的にも限られてた。学校がテストとかで早く終わる日とか、出席日数も足りてればちょくちょく休んで(有給休暇や!と豪語してた)勉強にあてたり、家でのんびり休憩時間にあてたり,車で過ごす時間もかなり長かったからそんな時間も活用できるように、Podcast 聞いたり、audio bookでひたすら看護師試験の問題と答えと解説が流れるやつを聞いたり。

 

モチベーションは上がったり下がったりだったけど、私の場合はもうハワイに引っ越してきちゃったから今更後戻りできひんっていう背水の陣感と、自由に使えるお金がなさすぎて金銭的に苦しんだ時期があったので看護師になってお金稼ぐぞっていうのが私のメインのモチベーション。あとは書類審査が進んだりした後も自然と背中を押されてやる気向上に繋がってたかなあ。

 

もうひとつは'日本で看護師として働き続ける'ということに無謀さを感じ始めていた。長時間労働、休日出勤、上がらない給料....などなど。ステップアップするにはもっと経験積んでからでないと!ていう声もなきにしもあらずだったけど、今はあの時辞めてる勇気を持って、渡米してステップアップに時間もお金も費やして良かったと思う。看護師の仕事がちゃんと評価されて、なおライフアンドワークバランスが尊重されている場所で働きたい!という強い気持ちもモチベーションかな。

 

 

私は追い込まれるとやるタイプなので、わざと忙しく予定を詰めたりして空き時間をあまり作らないように。月に何日間は徹底的にだらだらするようにしてたけど、そうやって拘束することで集中力を上げるようにしていたかも。家に帰るとやっぱりオフモードになるから学校終わって、仕事をしてその後きついけど1時間半とか2時間とか(渋滞を避けるためもあったけど) 決めて、家では一切勉強しないとかメリハリも大事。週末は一日はがっつり勉強して一日はがっつり遊んで寝る!とか。

 

正直、日本で看護師として働きながらNCLEXに向けて勉強するのは私は無理だったかも。(だからそれをされている皆さん本当に尊敬します!!!)語学学校が宿題もなくて、テストもめちゃくちゃ勉強しなパスできひんっていうレベルでもなかったのが看護師の勉強用にエネルギーをとっておけた大きな理由。あと生活費ではパートナーがすっかりお世話してくれたので、最低限の生活をしていくのに困る必要がなかったのはもちろん大きい。感謝です。やっぱり大きな挑戦なので、なにからなにまで一人でやるっていうのは私には無理。精神的にも頑張ってるね、出来るよ!って支えてくれる人たちの存在も大きい。この経験で頼れるところは頼るってことを学んだかも。

 

この記事が質問にお答えしてるかわからないですが、質問してくれたインスタのフォロワーさんありがとうございます!