No Rain, No Rainbow おっちょこ国際看護師

アメリカ正看護師取得までの道のりとそれから。

移民としての看護師

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自分を移民だと感じたことは少ないですが、移民です。感じたことが少ないのはすごくラッキー。ハワイに日本人は沢山いるし、とても受け入れられ、日本の文化もたくさん感じられるし日本食にも困らない。

 

AJN(american journal of nursing)のある記事を読んでいて、移民のひとがアメリカで看護師として働くことに関しての記事を見つけました。そういった人の中には自国の情勢が安定しなかったり、家族がご飯を毎日食べれるようにお金を渡せるように給料のいい'看護師'を職として選んだりするわけです。

 

日本国外で看護師を目指す日本人の中でそこまでのいわゆる'refugee'の状況の方はきっといらっしゃらないでしょう。でもちょっと考えたんです。もしも日本での看護師の給料がもっと高かったら、もっと休みをもらえていたら、多くの看護師がいつ辞める?、もう辞めたいってことを毎日のように考えずに働けたら、アメリカやオーストラリアなどで看護師を目指す人なんていたんだろうかって。(もちろん皆さん色んな状況の中海外で生活していますが...)もっと私たち報われていいはず!そんな思いがあるんではないかと。ある先輩看護師さんが言いました。'私たちボロ雑巾みたいだよねー。ボロボロなのにまだ働かされてる。'って。もちろん私が知らない職場環境があったかもしれません。でも'今の職場が大好き!ずっと働きたい!満足してる!'なんて言葉を日本で働く看護師さんたちより聞くことはめったにありません。日本での看護師時代よく同期や先輩が話していたのは'いつなら辞めれるか。'なのでそういった意味ではそんな日本の看護師業界から抜け出したいと願い、新天地へと目指して歩き始めた'避難民'なのかもしれません。