何か変わるかもしれない、変わらないかもしれないでも声をあげる〜とある日のとある医療現場の一部〜
Aloha、
アメリカ、ハワイ州で新人看護師として奮闘中
おっちょこ国際看護師Mitsukiです。
先日のはDON(director of Nursing)に
「I'm sorry that you had a challenging night.」
と言われたシフトだった。
少し状況を説明すると
- 夜勤帯は患者さん15人から18人に対してcharge nurse (RNもしくはLPN)が1人とCNAが1人
- 状態が落ち着かなく、One-on-one watch(1対1)でそばにいる事がほとんどの時間必要な患者さんが2人
- 15人のうち10名ほどがExcessive assistatが必要(おむつ交換で体を横にすることはかろうじて出来る)
- 点滴あり
- 他の部署は私の部署よりもう少し介入が必要で人数も多い(2人CNAさんが付く)
という状況でした。
とりあえず最初のラウンドは済ませ、
one-on-one watch をしながら頭は高速回転。
様々な選択肢が頭を過ぎる。
オンコールが誰か今からきてくれるか?(朝の2時)
とりあえず薬だけ配薬してオムツ交換は朝の人が来てから一緒にするか?(UTIが心配、朝の仕事が余計に増える)
他の部署から助けに来てもらう?(いや他の部署もギリギリすぎる)
もうオムツ交換だけでも始める?(早すぎてみんな起き出したら起き出したで危険が多い。。全員認知症の方。)
他の部署のRNさんに電話でご相談。
いつものラウンド時間より少し早い時間に
30分だけone-one-oneで居てもらって
CNAさんと私でオムツ交換、
トイレ介助を超特急で済ます。
なんとか切り抜ける事が出来た。
どエライシフトでした。
就業時間の6時きっかりにCNAさんは
颯爽と帰りました。
「ありがとう(半泣き)」
シフト終了後はDONにしっかりレポートをあげる。
今までの自分だったら
「大変なシフトだったなあ。帰って寝よ」
で終わっていたかもしれない。
人手不足に経費も足りない。
でも何か言わないと変わらない。
他の看護師さんたちに言われた
「ここはこういうところって諦めたらダメだよ。」
「みんなで訴えたら何か変わるかもしれないよね」
という言葉に後押しされました。
No Rain, No Rainbow.