アメリカ看護学校入学への道のり（知人体験談を元に私なりに紐解きます。）
先日アメリカで看護師免許を取得するために準備されている方と話しながらふと
’私何も知らないやん、、、’
あまりの無知さに急いで知人に連絡。
教えてもらった。
私のど素人のトンチンカンな質問に根気強く丁寧に答えてくださったAさん。
本当に感謝しています。
ありがとうございます。
また記事のアイディアに繋がった質問を投げかけてくれたYさん。
ありがとうございます。
ハワイ州RNの資格を持つといえ知らないことばかり。一緒に成長しましょう。
以下Aさんに教えてもらったことを元に
ハワイ看護学生たちから教えてもらった情報を付け加えつつ
Let's figure it out!!
まず
’PrerequisitesのGPAとTEAS （もしくはHESI)の試験結果を合わせた点数で看護学校へ入学できるかが決まる’
いやはや、いやはや。Abbreviation(略語）が多いな。まずそこから紐解こう。
Prerequisiteってなんぞや。
どうやら事前（pre)の履修科目(requisite)と言うことらしい。（
解剖生理とか微生物学など）
そういえばお医者さんになりたいと言っていた学生ちゃんもそんなのをやってるって言ってた。
だからこの時点ではいうたればまだ
’うーん看護師さんしようかなー？どうしよっかなー？まだわかんないなー’
っていう段階でもいいってこと。
とりあえず自分が興味のある専門課程で何の単位が必要かだけしっかり確認した方が良さそう。
ちなみにハワイにある大学’Hawaii Pacific University'のサイトを見るとPrerequisiteに何が必要か一番下に書いてありました。
https://www.hpu.edu/chs/files/bsn-admission-criteria-spring2020.pdf
( Hawaii Pacific University より引用）
GPA（Grade Point Average)とはそれぞれの単位で獲得したGrade(評価）を合計して、単位数で割ったものの値。
TEASって何！？
これはTest of Essential Academic Skillsの略。
The test of Essential Academic Skill is a standardized multiple-choice exam for students applying for nursing school in the USA. (by Wikipedia)
test-guide.com というところによると
The TEAS test assessed a nursing candidate's skills in reading, math, science and English and language usage.
という記述あり。
https://www.test-guide.com/free-teas-practice-tests.html
（test-guide.comより引用）
ちなみにこのサイトではフリーで予行練習用がいくつか掲載してあったので興味のある方はご覧ください。
HESIは Health Education systems incorporated の略で、
HESIは、看護学生がNCLEX（アメリカ看護師試験）などに合格できるような勉強ツールを提供する会社のことで、この会社が提供するうちの’ Adimission Assessment Exam’を入学試験として採用する学校もあるのだとか。
https://study.com/academy/popular/what-is-the-hesi-exam.html
（study.com より引用）がなかなかわかりやすく説明してくれているのでよかったら覗いてみて下さい。
ここで少しまとめると
１）Prerequisiteのクラスを履修（2年くらい）
２）TEAS を受ける
３）看護学部に応募（エッセイや推薦状が必要な学校も）
おお。大変や。。。。。
私の聞いた情報も加えると
アメリカの大学は学費がめちゃくちゃ高いので (気になる方はこちらの記事を覗いてみてください。）
https://www.valuepenguin.com/student-loans/average-cost-of-college
（valueoenguin.com より引用）
少しお金をセーブするためにこのPrerequisite のクラスはコミュニティカレッジ（短大のような感じ。）でとって、トランスファーして大学へ行くんだとか。ちなみに大学へ行くとBSN（Bachelor scince in nuring) といって学位がもらえる。日本もそんな動きになってると聞くけど、学位を持ってる方が就職に有利。応募条件になってるところも多い。
ハワイで有名なコミュニティカレッジはKCC。
https://www.kapiolani.hawaii.edu/academics/programs-of-study/associate-degree-in-nursing-2/ （KCCウェブサイトより引用）
もちろんここで卒業してRNになることも可能。BSNとりたかったらUH（university of Hawaii）へトランスファーします。
https://nursing.hawaii.edu/nursing-bachelor/
（UHウェブサイトより引用）
もう一つお金を節約する方法としては、ハワイでは’Kama'aina’制度があります。
Kama'ainaは地元民とかという意味のハワイ語。
レストランとかでハワイに住んでることを自動車免許などで証明すると安くなったりする。
私たち外国人がアメリカで学校に行こうとすると留学生プライスになっちゃうけど、ハワイに二年間住むとこのKama'ainaが適用されて安くなるんです！！（朗報）
あとどうやらミリタリーディスカウントなんてものもあるとかないとか。
多分だけど軍の予算とかで切られちゃったりするんだろうなあ。
ミリタリー妻さんたちは確認してみましょう！
私が病院でボランティアしてた時も
高校生がわんさかボランティアしてて
みんな看護学校に入りたいんだけど、
競争率が高くてボランティアとかでプラス得点を稼いだり、
エッセイにリアリティが出るとか言ってて、おばはん偉く感心しました。。。
ここで私は気づいた。
そもそもアメリカの大学（またはコミュニティーカレッジ）ってどうやって入学するんだ！？
英語と数学のテストを受けたら入学できるんだって。
(これが俗に言うアメリカは大学に入るのが簡単で出るのが難しいってやつか！？）
そういえば友達がそのために数学を勉強してて教えて〜とか言われたけど全部（もちろん）英語でお断りさせて頂きました。
ちなみに数学のテストは日本の中学校レベルくらい。（らしい）知人は大学の生徒サポートセンターみたいなところに言ったらレビュー教材を頂けたそう。
そして大学入学のための英語のテストがまた難しいそうな。やれやれ。胃に穴が空きそう。これが合格できないとその大学にあるESL（english as secound language )のクラスに放り込まれるんだよね。
ちなみに私が通っていた語学学校にはアドバンスレベルまで行けるとコミュニティカレッジの英語テストをパスできるとかっていう制度も。
つまり最後にまとめてみると、
１）そもそも大学入学に時間かかる可能性あり。（ある程度の英語力が必要。でも日本のセンター試験みたいにすんごいバラエティーにとんだ科目を勉強する必要はない。）
２）事前履修科目でいいGPAを獲得、さらにTEASでもいいスコアを獲得しなければならない。（看護学部の競争率はかーーーーーーーーーなり高い。）
３）On top of that, これ！全部！英語ですから〜〜〜〜〜
Hopefully, you get a better idea of what to expect.
アメリカで看護師になるってラクなことやないんです。
どんな道を辿ったとしても。
でもまさに ’ No Rain, No Rainbow'
それをくぐり抜けた人にしか見えない’虹’があるはずです。
応援しています。
（最後に壮大なハワイの写真をみて少しでも癒されて下さい。そういえば余談ですがもうRNの免許をとって1年以上経つのでもうほやほや国際看護師は名乗れないかなと思ったからおっちょこ国際看護師にしました。おっちょこちょいなので。笑最初はへっぽこにしようかと思ったけど改めて辞書で調べるとなんか結構ひどい扱いだったのでやめました。）
Mahalo for reading my blog.
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