No Rain, No Rainbow おっちょこ国際看護師

アメリカ正看護師取得までの道のりとそれから。

病院を1年と数ヶ月で辞めた時の話

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今日は4年前、働いていた病院を退職した時のことを書きます。

 

正直どんなふうに周りに伝えていったのかあまり覚えていない。

 

ただめちゃくちゃビビった!ってことと

 

辞めるって伝えたときにドッと仕事が増えたってことと

 

人事部との面談でとてもモヤモヤする気持ちを抱いた。

 

 

 

なぜビビったか?

そもそも1年と少ししか働かなかったという劣等感。(もったいないというのもよく言われた。)

 

お世話になった先輩方や同期の仕事を増やしてしまうという罪悪感

 

周りからそう簡単に辞めさしてもらえないよとも言われた。

 

 

 

 

辞めると伝えた途端仕事が倍増!

一年間で終わらせるはずの委員会の仕事や、病棟学習会の準備などがどっと一気に回ってきた。

辞める前に終わらせて行きなさいということで全て前倒しに。

 

その後ほぼ定時で上がれたことがなかったのは想像に容易いかと。

結局最後の出勤の日も定時で上がれず。

 

 

その日のうちに本当は制服を返しにいかないといけなかったけどもちろん人事部は閉まってるよね。

 

そのことでちゃっかり上司に怒られました。

 

制服とかいつでもよかろーもんって思うのは私だけ?

次の日こそーっと返しに行きました。

 

 

 

人事部との面談でモヤモヤした感情を味わった

 

何が理由だったのか分からないけど突然、決まりだということで人事部と面談。

これも何言われるかとビビったビビった。

とにかく早く終わりますようにと祈るような気持ちだった。

 

 

そこで言われたのが

「あなたがどれだけ迷惑をかけているのか分かりますか?次に就職するときは責任感を持って下さい。」

だった。

 

 

そのときはすでに罪悪感でいっぱいだったのでまさに傷口に塩を塗られる感覚。

 

 

でもしばらく経って

「あれはやっぱおかしかったんじゃない?」と。

 

 

そのときすでに私が働いていた病院では看護師さんが1000人必要だけど900人しかいなく人手不足。

先輩も多くの割合で「辞めれるなら辞めたい」が口癖だった。

 

 

その人手不足を改善する仕事はマネージメントや管理の仕事であって末端で働く看護師の仕事ではない。

ここに就職したい、働き続けたいと言われるような労働環境を整えるのは私の仕事じゃなくないかい?

 

末端である私たちが一緒に働く人たちにどう接するかももちろん働き続けたいと思わせる要素だとは思う。

 

でもみんな残業しすぎて、そこまでのキャパがなかったっていうのも大きいはず。

 

ハワイで就職活動中、面接で

「臨床から離れて少し経つので技術とか確かなものにするのにトレーニングを受けれますか?」と聞いた。

そうすると

「もちろん受けれるし、職員が安全で安心して看護にあたれるように環境を整えるのはあなたの仕事じゃなくて私たちマネージメントの仕事よ。

と。

感動した!!!

 

辞めたり、断ったり、NOと言うこと。

そのことに罪悪感を強く感じてしまう人も多いはず。

私もYESマンになりやすくて、NOと言うことも今もまだ学び続けている。

 

 

でも誰もあなたのためにNOと言ってくれる人はいない

と思った方がいい。

そして自分のための決断は自分でしか出来ない。

他の人や環境に言い訳を擦りつけたって何も変わらない。

私が辞めるときに自分に言い聞かせたのは

 

 

「ここで後、数年耐え忍ぶ人生か?それとも一歩踏み出して、もっと楽しく自分がやりたいことをやる人生、どっちを選びたい?」

 

 

 その後も1年と少しで辞めたことに対して感じた’劣等感’には付き回されました。

でもそれを拭うようにアメリカ看護師試験に向けて、英語力向上を目指して必死に取り組んだ。とにかくとにかとにかく勉強した。(同じくらいの量かそれ以上遊んでもいたけど。)

 

日本での経験が無駄になるとは決して思わない。

でももしすでに海外で看護師をしたいと思っているなら根

拠なく作りあげられた固定観念に囚われることなく

踏み出して欲しいと思う。

3年後の自分はどうでありたいですか?

 

 

 

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