学生のうちにしておいたほうがいいこと。(some personal thought for nursing students.)
最近看護学生さんからもぽつぽつとメッセージ頂いてとても嬉しいです。
その中で'学生のうちにしておいたほうがいいことはなんですか?'
と聞かれ、うーむ。と考えさせられたのでいくつか。
まずは英語。
国際医療に興味あるなら英語は早めにやってて損はないと思います。
でも英語って漠然として広すぎるなあと
何をどこから始めたらと難しいところです。
なのでまずは自分がどのレベルになりたいかを考えること。
海外旅行できる程度、
外国人と少し話せる程度、
大学院で勉強したい、
学会で発表したい、
海外で専門職として働きたいetc.....
TOEICやTOEFLのために勉強するのもいいと思いますが、
私が一番苦労してるのってやっぱり'自分の考えてることを伝えること'。
普段から考えていることを英語に直していく
もしくは’英語でなんていうんだろう’って考えるのはいい訓練になるかともしれません。
もう一つは自分の世界を広げることではないでしょうか。
一度医療界に入ってしまうとそこから抜け出すのはなかなか困難だったり。
今思うと学生時代にいろいろ経験したアルバイトとか旅行とか
そういったものがひょんなところで今の自分を支えていたりします。
そして、国際医療と言えども様々な選択肢があります。
SNSなどを利用して'国際医療'に携わってるひとに話を聞くと、へーこんな道もあるのか。
面白そう。って思うかもしれません。
自分はこうしたい!って自分に対する未来予想図があるかもしれませんが、
それはあくまで予想図で予想もしなかったところに連れていかれたりするもんです。
私はハワイに住むことやアメリカで仕事をすることの興味もなく、
アメリカの正看護師免許挑戦なんて一ミリとも学生時代想像していませんでした。
ちなみに看護学生時代、看護師として働くということも優先順位が低く、養護教諭をひたすら目指していました。
でも全てのアドバイスを間に受けすぎないことも一つ大事なことだと私は思います。
アドバイスはその方の経験上から出てくる知恵で、聞きすぎるとよく分からなくなってきます。
一つとして同じ人生はありませんから。
最後はいつも自分の意志でそして責任を持って決断していきたいものです。