No Rain, No Rainbow おっちょこ国際看護師

アメリカ正看護師取得までの道のりとそれから。

アメリカ看護師訴訟について少し考える

 

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今月のAJNAmerican Journal Of Nursing )では大きく訴訟に関することが取り上げられていました。

 

実際に日本で働いていた時にも、

患者さんの命や、訴訟に至ることはありませんでしたが

皆さんもひやっとしたことはいくらでもあるのではないでしょうか。

大事に至らなかったとはいえ、その時の恐怖感は今でも忘れません。

 

 

たとえ自分が病院のプロトコールに沿っていても、

ダブルチェックをしていても、

悲しいかなヒューマンエラーは起こります。

大学病院で働いていたので、

絶えず医者はローテーションするし、

電子カルテ上の指示の出し方などに慣れてない場合も多々。

そんな中いろんな人が指示受けをしてきた末端の齟齬に

自分が出くわしてしまった場合もありました。

 

 

正直にこういう訴訟の記事を読むのは怖い。

訴訟が多いと言われるアメリカで本当に自分がやっていけるのかと思うことも。

でもその怖さや恐怖感が自分をしっかり律してくれると思い、読むようにしています。

 

 

今回の記事ではいくつか実際の訴訟の例が挙げられ、

いろんな問題が取り扱われていました。

 

アメリカは裁判員制度を採用していますが、

じゃあ裁判員の人達は判断が下せるほど医療界に通じているか?

そうではない場合がほとんどでしょう。

その際にはいわゆるエキスパートが呼ばれるらしいのですが、

じゃあその人が本当に現場を理解しているのか?という問題も。

 

訴訟の問題はさておき、

NCLEX(アメリカ看護師国家試験)対策として

justice, beneficence, nonmaleficence, accountability, fidelity, autonomy, veracity

といったLegal/Ethics に関する単語の意味もしっかり理解する必要があります!

 NCLEX直前に意味を再度確認しておきましょう!

 

Mahalo for reading this article.

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