看取りをしました。

昨日は看取りをしました。

看護師として避けれないのは

’血’と’看取り’

じゃないかな？

看取りを経験すると本当にごっそりエネルギーが奪われる。

昨日も返ってきてから動けなかったし、とにかく疲れて疲れて。

たかちゃんが本当に素晴らしいタイミングでシナモンロール（砂糖が溢れるくらいたっぷり。）を作ってくれてたから、一瞬で食べてありとあらゆるシュガーを身体に吸収しました。

そして9時前には就寝。笑

何か特別な治療をしている訳ではないし、

ホスピスを受けているから

モルヒネを口から与えるとか、極々限られたことしかできない。

あとは家族が残された時間を大切に使えるようにコミュニケーターになるように立ち回る。

今回の看取りで不安だったことは

「Am I doing this in the right way?」

ハワイでの初めての看取り。

家族がモーメントを持たないといけない時に、

私の言動（特に拙い英語）で不安感を増したり、

不快感を増したりしないかがすごく不安だった。

オンコールの私が対応して良いのか？とか

普段からよくコミュニケーションをとっているDON（director of nursing)が来た方がいいんじゃないかとか。

文化の違いも気になった。

家族とはもっと話した方が良いのか！？

とか。

でもその間にやらないといけない仕事はたんまり。

そしてそんな時に起こる転倒。

いろんなことが頭の中をグルグル。

そんな中行き着いたところは

「自分が思う看護をしよう。」

ここまで来てきっと正解も不正解もない。

家族も早かれ少なかれこの時が来ることを受け入れていたので穏やかな最期を迎えられたのかと思います。

最後に家族が私の名前を聞いてくれて、笑顔で去って行ったので

その時に「やるべきことはやったのかな。」と思えた。

看取りをするといつも思う。

日々を大切に生きないといけないって。

やっぱり人はいつか死にゆくもの。

死に向かって一歩一歩、確実に日々近づいている。

後悔しない生き方をしていかないといけないなって

教えられます。

ご冥福を祈っています。