コロナの渦中で働き、感じていること
私はまさにこのコロナ渦中の中、
再び看護師として働き始めた。
いわゆる
エッセンシャルワーカーとか
フロントライナーとか
呼ばれているわけだけど
実際どういった事が起きているか
少し書きたいなと思った。
看護師としてやっていけるのかという不安と闘う
就職活動を開始したのは今年の３月ごろ。
看護師として初めてアメリカで就職活動。
まず最初に対面したのは
「そもそもこんな中、新人としてアメリカでやっていけるのか？」
という疑問。
ただでさえ、様々なハンデ（英語が母国語でない、
臨床離れて４年などなど）を抱え
その上に、誰も彼もが初めて直面するような事態の中
キャリアを再スタートすることはいい選択なのか？って。
就職が厳しいハワイではチャンスだという人も。
葛藤がありました。
スタッフ一人でも症状が出ると感染対策に奔走
先日も勤務中
「昨勤務してた人が症状出てるからいますぐ感染対策に動いて！今すぐ！」
っていう一本の電話が。
感染対策！？
何をしたらいいの！？
もちろん指示もちゃんともらうけど
次々と疑問が。
この場合は？
この場合はどうしたらいいの？
とにかく今ある資源を見ながらと、出来うる限りの感染対策を
次々と周りに指示していく。
そう。ケアホームではRNが指示を出していく。
そして現場にいるRNは一人。
（指示ってやったことないっちゅうねん！という心の叫びはとりあえず置いておく）
とにかくPPEをスタッフに装着。
人の出入りをリミットする。
必要物品を揃える。
状況を知らずに施設にPPEせずに入ってきてしまう人も
出るからそこらじゅうにアナウンスメント
を自作し、プリントアウトして貼る。
（途中この英語あってる？とかなったけどそれもええや、伝われば！！）
せっかく自作して貼ったのに
まるでスルーされてしまい
「ちょっと待ったー！！！！！」
って瞬間も。
レイアウトとか貼る場所を考え直して修正したり。
でもね。
そういう時でももちろん入居者のみなさんが
ソワソワしちゃったり、
いろいろあるんです。。。。。
この薬が足りない！とか。
食べ物喉に詰まらせちゃった！とか。（涙）
他の働いている場所へ連絡、シフト調整
働いている場所を複数持つと
それぞれの場所でコロナへの接触可能性があると
他の場所で働けなくなったり、
テストを受けてネガティブが出たら働けるという状況になるため
方々へ連絡。
いつ頃復帰の目処が立つとか、
何を持って（テスト受けてネガティヴなら）復帰オッケーとするかなど。
働く場所の取るprecautionを元に
コミュニケーションを図る。
家族とのコミュニケーション
とりあえず今は仕事が終わってうちに着く直前にパートナーに連絡。
着替えを準備してもらって
誰とも接触せずに
シャワーに直行。
それからようやくワンコずとも触れ合うように。
帰った時にわーって出てくる彼らが好きだったから
少し寂しい。
窓際越しにまずはただいま。
自分がキャリアーになってるかもしれない恐怖
お年寄りと接しているから
もしも！
自分がキャリアーになってて感染させてしまったら
そんな恐怖感が常にある。
きっとそうなったら
絶対自分を責めてしまうと思う。
だからなるべくそうならないような行動を取るように
心掛けている。
というわけで
今日は日々味わっている恐怖感、不安感について
結構リアルに描いてみました。
コロナの影響をモロに受けている
と感じるケアホーム。
やっぱり人によって感染対策に対する
意識も違う。
でもその意識はどれぐらい、
コロナの脅威の近くにいるかとかによるから
仕方のないことだとも思うし、
他人に強制できない。
やっぱり近くにいるパートナーとも
考え方のズレを感じてしまう。
早めにこれはやばいと思って
航空業界にいる彼は仕事を休む決意をしてくれた
ことはとても感謝しているし
決断してくれて良かったと
思ってるけどね。
でもこれが今
コロナの渦の中働いている私の
リアルな恐怖感と不安感。
あの時のことがどんな形でもいいいから
糧になったね
そう言える日が来ることを
願っています。
それまではOne at a time.
Mahalo for reading my blog!
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