No Rain, No Rainbow おっちょこ国際看護師

アメリカ正看護師取得までの道のりとそれから。

私から見たアメリカ分業制の実際

f:id:Mahinainternurse:20201126075134p:plain


日本とアメリカの看護で大きく違うところといえば

分業制ではないかと思う。

 

私はアメリカのこの分業制を

NCLEX(アメリカ看護師試験)で勉強したのみで

あとは現場で実践!

みたいな現状なのでこれも日々勉強。

 

 

分業関係でよく使う英語表現

  1. delegate/delegation
  2. Endorse/endorsement

の二つ。

例えば

 I was delegated to do this job.

I endorsed this job to CNA.

なんてふうに使う。

 

仕事の境界線ははっきりしている?

私ははっきりしていると思う。

老人ホームではADLはほぼCNAさん。

人が足りない時や、自分が皮膚など観察したいことがあれば一緒にADLに入る。

よく気がつくCNAさんは私がADL(トイレに連れて行くとか)に入ろうとすると

すぐ駆けつけてくれる人もいれば

少し遠くから見てる人もいる。

 

 

仕事を人に任せることがしやすくなった

日本で仕事をしていた時は、残業してでも仕事を終わらせて帰る

明日に託すなんていうことはほぼできなかった。

こっちでも残業をしないことはないけど

翌日にたくせる業務は翌日のRNさんに託す。

先日も新たな業務がその日加わって、

私は初めての業務だったのでDONに指示を仰いだら

「それは気にしないで、明日の看護師に回して」

と言われた。(Arigatou!)

 

人を見る力が養われる

働きぶりを見ていると仕事がテキパキと出来る人、

また時給をもらえたらそれでと思っている人

などいろんな人がいる。

仕事が出来ると思ってても、もちろん抜けてしまっていること

などもあるので

「やってくれているだろう」

なんて’ASSUME’せずにしっかり業務がこなされているか

フォローしていく必要がある。

 

RNとして気をつけていること

チームで助け合って動いて行くために気をつけていることが色々あるけど

大きく2つ。

  1. 感謝の気持ちを細かく伝える
  2. CNAさんが仕事をしやすいようなフォローアップをする。

 

自分の仕事に集中できるのはCNAさんがしっかり動いてくれているから。

気持ちよく働けるように、細かく感謝の言葉を伝えています。

 

2に関しては、この間こんなことがありました。

患者さんに配薬する薬が半錠なのに、

半錠に切られていないものが薬局から届き

一回一回配薬する人が半錠にしていました。

そういった手間もチリも積もれば山なので、

薬局に電話して次からは半錠にすでに切られたものを届けてもらうように。

 

 

こうした細かいことから通して

このへっぽこな正看護師のために頑張ってあげるか

って思ってくれたらいいな。

 

 

No Rain, No Rainbow.

 

linktr.ee

 

 

f:id:Mahinainternurse:20201126075439j:plain