No Rain, No Rainbow おっちょこ国際看護師

アメリカ正看護師取得までの道のりとそれから。

アメリカ、ホスピスはサービス?

 

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ホスピス

というと私はどうしても’緩和ケア病棟’とか場所を想像してしまう。

Hospice is:

 

  • Medical care to help someone with a terminal illness live as well as possible for as long as possible, increasing quality of life.
  • An interdisciplinary team of professionals who address physical, psychosocial, and spiritual distress focused on both the dying person and their entire family.
  • Care that addresses symptom management, coordination of care, communication and decision making, clarification of goals of care, and quality of life. 

 Hospice Foundation Of America から引用

https://hospicefoundation.org/Hospice-Care/Hospice-Services

 

 

なので最初ケアホームでもホスピス患者がいると聞いて

「どういうこと?」

とちょっと理解するのに時間がかかった。

 

最近ホスピスともよく連携をするようになって

少しずつ理解できてきたのでここでシェアします。

 

 

ケアホームで出来ることは限られている。

特に急変時。

選択肢としては

ケアホームで出来るだけのことをする

もしくはERに送る。

 

 

例えば薬を変更してもダメだったり、

もっといろいろな検査が必要になっても

家族が望まないと

(うちの入居者さんは認知症やアルツハイマーを持っている方のみなので、本人の意向を確認することは難しい。)

ホスピスを導入(施設に入居したまま)

という形になる。

 

そしてPCP(Primary care provider)がホスピスに連絡。

Admission nurse (RN)という方がやってきて

ホスピスの対象になるかを診察。

ホスピスの対象になると決まればそこからも様々な変更が。

 

 

まずは

担当のケースマネージャー(RN)

CNA(ADL介助を担当)

チャプレン

葬儀社(家族の意向を確認、特に希望がない限りいくつかオプションを提供される)

などが決まる。

そしてそれぞれから家族や本人を訪問したり(今はコロナの影響で電話)

 

次に物品。

まずは入居者が日常的なケアに必要な物品はホスピスから提供される。

ここで大事なのが Medicare がホスピスの料金を負担してくれるので

なるべくもらえるものはもらっておく!(笑)

どんな物品が必要なのかホスピス看護師さんと話をして手配をお願いする。

大体その日か次の日にデリバリーされる。

 

 

Medicare???ってなった方は以下を参考にしてください!

Medicare is the federal health insurance program for:

  • People who are 65 or older
  • Certain younger people with disabilities
  • People with End-Stage Renal Disease (permanent kidney failure requiring dialysis or a transplant, sometimes called ESRD)

 

https://www.medicare.gov/what-medicare-covers/your-medicare-coverage-choices/whats-medicare

Medicare.govより引用。

 

 

そしてもし何か急変があればホスピスに連絡をとる。

必要に応じてホスピスからの訪問がある。(今は施設に出入りする人を制限するため基本電話)

ADL介助をしてくれるCNAさんも付くのだが、

私が働く施設にはCNAさんがいるので

多分これは自宅でサービスを受ける人にはとても助かるはず。

 

 

患者さんが亡くなる時もホスピスに連絡。

葬儀社に連絡などなど、手配を全てやってくれます。

 

24時間7日対応。

電話もすぐに応じてくれる。

 

 

 

 

 

医療のシステムが違うとまずはそこから理解するのに少し時間がかかる。

NCLEXではシステムのことまでくわしーくは勉強しないから、

これは現場で働きながら身に付くものかもしれない。

 

NCLEX関連の過去記事はこちらをぜひ!

mahinainternurse.hatenablog.com

 

 

mahinainternurse.hatenablog.com

 

 

 

 

 

そんなわけでケアホームとホスピスの連携について記事にしました。

イメージが少しでも湧くと嬉しいです。

 

Mahalo for reading this blog.

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