No Rain, No Rainbow おっちょこ国際看護師

アメリカ正看護師取得までの道のりとそれから。

医療従事者にも、もっと認知症の方への対応を知ってほしいと思った話。

 

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Aloha

アメリカ、ハワイ州で新人看護師として奮闘中の

おっちょこ国際看護師Mitsukiです。

 

 

私がよく働くユニットは認知症患者さんのためのユニット。

そこで血液を取りに来た方が

患者さんに蹴られてしまうという

ことがおこった。

 

 

「I got kicked. I want to make a complaint.」

その第一声に思わず、

なんで一人で血液を取ろうとしてしまったんや。。。

 

 

知らない人にいきなり腕を掴まれて

針を刺されたら

そりゃあ私でも蹴るし、叩く。

 

認知症病棟だってこと知らなかったのかなあ。

悶々としてしまう。

 

 

認知症病棟で働くことや

認知症の方を専門としている

Assisted Living でも働いた経験を話すと

同じ医療職者の方からも

「認知症はむり。」

という言葉も聞いて少し悲しくなる。

 

 

アメリカでは10人に一人がアルツハイマー性の認知症。

そしてこれから着々と増えていくそうなので

医療職者として関わりを持たない方は

少ないと思う。

 

 

 私も最初、認知症の方に

どう関わっていいか分からなかった。

でも認知症という’特徴’を持つ

一人一人個性を持った’ひと’であることを

次第に学んだ。

 

 

「認知症はむり」

 

そう思う前に少し知る、

もしくは知ろうとする姿勢を見たいなあと思います。

 

 

No Rain, No Rainbow

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