No Rain, No Rainbow おっちょこ国際看護師

アメリカ正看護師取得までの道のりとそれから。

ズバリ!!!国際看護師になるのに日本での臨床経験は何年必要?

よーーーーく聞かれるこの質問にズバリ!答えたいと思います。

 

何年あっても、どこで働いてても国際看護師になれるし、なれない。

 

私の日本での臨床経験は1年と3ヶ月、急性期病棟で働いていました。

例えば私が働いていたのはアメリカでいうところの「Oncology」。

でも手術期の患者さんも見ていたので「Perioperative」で働いていたとも言えます。

アメリカと日本は病院のシステムが違うので、日本の経験をアメリカではどの部署に当たるのかなど言い換えることも出来ます。(モノは言いよう!

 

今回ポジションを頂いたのはケアホーム(老人ホーム)とプライマリーケアオフィス。

もちろんここである程度の期間働きたいと思っていますが、長期目標があるので腰をすえようとは思っていません。

アメリカはそういうとこかなりオープンで、半年、一年くらいのスパンでステップアップしたい人はどんどんステップアップします。

だから面接でも長期目標は何か聞かれるし、そこを隠してここで一生働きます!と言わなくても良い。(ケアホームに勤めたけど点滴など何もさせてもらえなかったから数ヶ月で辞めたったで!という地元の新卒の方の話も最近聞きました。それをどう思うかも。。。自由です。)

 

 

国際看護師になりたい方はまず

自分がなりたい国際看護師とはなんであるかを自分に問いかけて下さい。(残念ながら国際看護師の定義は見当たりません。)

 

海外の免許を取得して働くのか、国際協力をしたいのか(JICAやジャパンハートなどの活動に参加など)、海外での経験を活かし日本で活躍したいのか、などなど。

 

 

海外で免許をとりたいのであれば、日本でも臨床経験を稼ぐことをまず先に考えるのではなく、海外で免許を取るためにその国が求めているのは何なのか、何が必要なのか、自分が克服しなけれないけないのは何かを明確にすることではないでしょうか?(お金、ビザ、学位など)

 

国によってはBSN(学位)が必須だったり、そもそもある程度の英語力が必要です。

でもいきなり現場で(みんなが想像している程)流暢に英語を話せる必要はないかも知れません。

場所によっては日系のクリニックやケアホームや病院があり、そこで日英どちらも使いながら仕事ができるかも知れないし、いきなり正看護師として働くのではなく助手看護師などとしてキャリアをスタートすることも出来ます。

 

私がアメリカで最初にお給料を頂いてしていた仕事は医療も全く関係ない’事務’でした。

でもそこで英語を第一言語とする方達と働くことに慣れたり、電話を取ることになれたり、メールの書き方に慣れたり。(ほとんど仕事がなかったから同僚とくっちゃべってたけどそれでも良いんやあ〜というかそれもコミュニケーションの一種ってことを学んだり。)

 

私のスタンスはそこで学べることは自分で決める。

 

ある人にとってはプライドを捨てる覚悟も必要かも知れません。

日本でいくら知識があって、スキルがあって、経験もあったとしても、海外でそれをモノに出来るか出来ないかは自分の努力や見せ方次第だと思います。

 

日本でどれくらい働いたか、どこで働いたかということで国際看護師になれる、なれないということは言えません。

ただ看護師として必要なベーシックラインはどこも変わらないと思うんです。

だから日本の経験が役に立たないことは絶対にありません。

でもこれだけは言えます。

めっさ勉強しないとあきまへんで。

 

 

Mahalo for reading this blog.

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